2025-11-08 |
ひと月の和菓子,
日々つれづれ

和菓子は茶道とともに発展してきたのです

移ろい
山粧うという言葉があります。これは秋の山が紅葉で粧っているようだという表現です。春は「山笑う」夏は「山滴る」秋は「山粧う」冬は「山眠る」 山が秋から冬へ移ろいゆくところをイメージしてみました。 移ろうけれどまためぐる「万物静観すれば皆自得す」
栗あんをビーツとクチナシ、黒胡麻とほうれん草で色づけしたこなしで包みました。
原材料 大手芒 砂糖 栗 黒胡麻 氷餅 ビーツ クチナシ ほうれん草 片栗粉

亥の子餅
「源氏物語」にも登場する、古い歴史を持つ菓子のひとつ。亥の月の亥の日の亥の刻に無病息災・子孫繁栄を願って食べる菓子です。
北海道大納言の粒あんにごろごろと渋皮栗を入れて炊き込んだ餡を、黒ごま入りの求肥のおもちで包みました。
原材料 北海道大納言 渋皮栗 砂糖 白玉粉 黒ごま 片栗粉

木守り
収穫の終わった柿の木にポツンと一個残された柿の事を「木守り」といいます。これは自然への恵みの感謝や、寒くなってきて食べ物が少なくなってきたほかの生き物たちへの分として残していたり、八百万の神々への来年の豊作への祈りなどが込められ、ひとつ残されている日本の独特な風習です。
あんぽ柿あん入り富有柿の羊羹です。
原材料:富有柿 砂糖 あんぽ柿 大手芒 ほうれん草 寒天/金箔

二十四節気七十二候 立冬 第五十六候「地始凍 ちはじめてこおる」
霜柱
朝の空気がピンと冷たく張りつめたように感じてくると「冬が始まったのね」と。寒いけど、どこかわくわくするような、そんな気持ちは一体どこから湧いてくるのだろう。冬の朝、地面を押し上げている氷の柱、霜柱をイメージしてみました。
丹波つくね芋あんをほんのり柚子錦玉羹ではさみました。
原材料: 丹波つくね芋 砂糖 柚子 寒天
今月のテーマは「炉開き」
茶道の世界では11月は特別な月で「茶人のお正月」とも言われています。炉開きの「炉」とは湯を沸かすための火床のこと。5月~10月は「風炉」といって卓上式のものを使いますが、11月からは茶室の畳を切って備え付けられている「炉」を使います。炉を開いて火を入れ、その年に摘んだ新茶をいただきこれからの無事と祝と喜びを皆で祈る儀式です。茶道ではとても重要な日とされています。
千利休は、炉開きする頃を「柚子の色づく頃に炉を開く」としていたそうです。
手の先が冷たく、吐く息が白くなってくる頃ですね。「炉」は火床が少しお客様に近いので、少しでもあたたかく過ごしてほしいと思う思いやりの表れです。奥深い。
まめいちでは、今年も茶人 面白庵の小谷先生より、炉開きの行事菓子「亥の子餅」のご注文をいただき、心を込めてお作りさせていただきました。なぜ炉開きにいのししなのか。それは、現在の11月頃のことを亥の月といい、“亥”は中国の陰陽五行節で水性に当たることから、火災を逃れるという考えがあり、古くから亥の月の亥の日に、囲炉裏やこたつ開きをする風習あったためなのだそうです。(2025年、今年の亥の月の亥の日は11月2日の日曜日です)
ということなので、今年もまめいち「亥の子餅」火災を逃れるという思いを込めて、心こめこめ作らせていただきます。
亥の子餅を作っているとき、亥の子ちゃんたちがブヒブヒブヒってかわいくってしょうがないです、今年も無事つくれることに感謝です♪
いつも和菓子まめいちをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
普段は10~17時の営業で木曜定休ですが、いつもと違う営業日がございます。ご確認いただければと思います。
11月17日(月) 11時開店 社内研修のため
ご来店予定のお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2025-10-04 |
ひと月の和菓子,
日々つれづれ

10月のまたの名を神無月と呼びますが、では神様はどこへ行ってしまったのでしょう…?

徳の光
出雲大社の境内にある青銅製の像【ムスビの御神像】より
徳の光は宇宙の光。大国主の目の前に現れた幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)は光り輝く黄金の玉。心の宇宙。内なる宇宙。光の魂。この魂にわたしも遭遇してみたい!苦しい修行がいるのだろうか?いえいえそんなものはいりません。とっても簡単。屈託のない笑い声と、そして「ありがとう」と言ってごきげんに生きていれば良いのだそう!
クリームチーズ餡を黒練りごま餡で包んだこなし製です。
原材料 大手芒 砂糖 黒練りごま クリームチーズ 梅干し ササニシキ米粉 羽二重粉 藻塩 バタフライピー ビーツ 片栗粉/金箔

おかげさま餅
出雲大社の境内にある青銅製の像【ムスビの御神像】より
『大国主は幸魂奇魂の「おかげ」をいただいて神性を養われ「ムスビの大神」となられました。生きとし生けるものすべてが幸福になる。縁を結ぶ縁結びの神である。』このことにちなんで、ありがたい光り輝く黄金の玉をイメージして、「おかげさま餅」と名付け調製しました。
神仏の目に見えない力を「陰」「かげ」に「お」と「様」をつけて「おかげさま」
かぼちゃ餡を道明寺のお餅で包み金ごまをたっぷりとまぶしました。
原材料 かぼちゃ 砂糖 大手芒 道明寺 金ごま しょうゆ みりん

はるか姫
まめいち物語 出雲会議 より
お芋の美味しい季節です。 さつま芋の花言葉は「乙女の純情」はるか姫のピュアな乙女心の行方はさてさて、どうなったのでしょうか?
ふかしたさつま芋をざっくりつぶし、紅玉の角切りりんごを合わせたさつま芋りんご餡を、ビーツと紫芋で染めた上用生地で包んではるか姫の恋心のようにふっくらと蒸しました。
原材料:さつま芋 紅玉 砂糖 丹波産つくね芋 無塩バター へべス ビーツ 紫芋 酢/金箔

栗之介
まめいち物語 出雲会議 より
秋の実りの楽しみは何と言っても栗!あの日以来、栗之介は、何をしていても、どんな時もはるか姫のことばかり思う日々。また必ず会えますよ♡運気上昇。恋愛成就のおまじない。栗拾いをして、栗スウィーツを食べるデートをすると恋愛成就に効果発揮するのだそう!さあ!栗之介!はるか姫を、栗デートに誘うのだ!
こっくりとした波照間産の黒糖羊羹に渋皮栗ごろり!
原材料:北海道大納言 波照間産黒糖 砂糖 渋皮栗 寒天

栗しぼり
熊本県産の栗を丁寧に裏ごし、栗の美味しさを引き出す程度のお砂糖と、味わいにぐっと深みが増すように米飴を合わせて心を込めて茶巾できゅっとしぼりました。
笑顔こぼれるおいしさです♪
原材料:熊本県産栗 砂糖 米飴
神様は出雲にいるそうです…!
10月の事を「神無月」といいますが、全国の神様が出雲の国へ出張するため、神様がいない月「神無月」。
でも、出雲の国には全国から沢山の神様がやってくるので「神在月」といいます。そんなに神様集まって、何をしているかというと、「今年はどこの息子とどこの娘をくっつけようか」と縁結びの会議をされているのです♡
上の写真は、仙台のイラストレーター佐々木洋子さんに、『出雲会議』というまめいち物語からのイメージして屛風に描いていただいたものです。今月中、店内に飾りますので、あやかりに是非ご覧ください♪
まめいち物語 出雲会議
「神無月」「神在月」とは、旧暦の10月を指す月名。和風の読み方。ですので、新暦では11月下旬から12月上旬にあたります。なので、出雲大社の『縁結び大祭』今年は、12月4日と6日の2日間ですので、今年こそは!と良縁をお狙いの方はおチェックを♡!
まめいちは、出雲大社へ行ってみたいなーと、すんごく興味があるのですが、なかなか行けていないのであります。出雲大社行ってみた―い!!!
出雲大社は、「古事記」や「日本書紀」の記述にも記されている日本最古の神社のひとつに数えられています
出雲大社には、なぞがたくさんあって、何でそうなっているのか、何でなのかがわからない事がいろいろあります。
例えば⇒⇒⇒●一般的に神社を参拝するときは【二礼・二拍手・一礼】出雲大社では【二礼四拍手一礼】
- 稲佐の浜の砂と交換して、神社の砂を持ち帰る(※重要※稲佐の浜の砂を取る時、波が打ち寄せている時すくってください。波が引いているときすくった砂だと運気も引いてしまいます!)
- 出雲大社の参拝ルートは、本殿へ向かう参道が下り坂「下り参道」。神社って石段のぼって高い所にあるイメージだからなんか不思議!
⇒⇒⇒出雲大社を訪れる場合い、歴史もちょっと知っておいた方が楽しいかもです。
出雲大社は大国主大神が祀られています。わりと知られているところで、大国主は古事記の中で「因幡の白兎」と言って、白うさぎを助けるお話があります。⇒なので境内にはうさぎさんの石像がいっぱい置いてあります。
あと、「大国主の国造り」では、国土を開拓、農業、医療、産業、文化と、人々が豊かに暮らせる国を作り上げるお話。スクナビコナの力を借りて国づくりをしていましたが、スクナビコナは医療と酒づくりの知識を伝え終えると常世の国へと帰ってしまいました。大国主は「まだまだ成し遂げなければならないことが沢山あるのにスクナビコナよ何故帰ってしまったのだーこれからどうやって国づくりを続けたら良いのだー」と憂いていました。
その時!海の向こうから波にのり、波の上に黄金に光り輝く玉が現れ、その光の玉は「我は汝(なんじ)の幸魂奇魂、丁重に私を祀れば、国づくりに協力しよう」と言った。そしてこの光の玉からパワーをいただき、素晴らしい国を作り上げました。⇒松の参道を抜けたところの右側に、この光の玉のパワーをいただいているシーンが【ムスビの御神像】として、青銅製の像があります。まめいちは、丸い球に異常にわくわくしてしまう性質があるため,このシーンを菓子にしたいとわくわくが止まらなくなってしまったのであります。菓子のイメージのため、いろんな方のYouTubeを見て、いろんな角度から出雲大社の境内を散策しております。魂を出雲大社に飛ばしておりますので、今月いっぱいまめいちの魂は出雲大社に出張中ですのであしからず。仙台「豆無月」。出雲「豆在月」。((笑笑))
いつも和菓子まめいちをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
普段は10~17時の営業で木曜定休ですが、いつもと違う営業日がございます。ご確認いただければと思います。
10月27日(月) 11時開店 社内研修のため
ご来店予定のお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2025-09-02 |
ひと月の和菓子,
日々つれづれ

今月のテーマは「重陽の節句」、別名「菊の節句」と呼ばれています。

菊花の宴
菊祓い。菊の香りで邪気を祓い、健康長寿を祈ります。また、菊の花を浸した「菊酒」を飲む事で邪気を祓います。
行く末の秋を重ねて九重に千代までめぐれ菊の盃 (続千載集・566)
宮中での菊の宴。菊の花を浮かべて菊の盃。長寿を願う菊の歌。
菊の花餡をつぶ餡で包んだこなし製です。
日本酒の錦玉羹には菊の妖精がひとひら。
原材料:大手芒 砂糖 北海道大納言 菊の花 米粉 羽二重粉 ほうれん草パウダー ビーツ クチナシ 片栗粉 日本酒 寒天 水飴

白露
霜が降り、白く輝くように見える頃。
『白露』をイメージしたシンプルなこし餡の上用饅頭。
この夏休みに、まめいちは京都の「和菓子店青洋」さんの和菓子教室に参加して、上用饅頭の美味しい作り方を学んで参りました♪
丹波のつくね芋でお芋の声を聴きながら丁寧に作る事を学んできました。
この真っ白いお饅頭にどんな物語をこめてゆこう
原材料:北海道小豆 砂糖 丹波つくね芋 上用粉 酢

縄文DNA
重陽の節句には、みんな大好き栗ごはんを食べる風習があり、秋の収穫を祝う意味が込められています。
栗の起源をさかのぼると縄文時代にたどり着きます。
「栗が好き」というDNAが受け継がれている不思議を味わいのハーモニーで表してみました。
ブランデー入り栗餡を道明寺のお餅で包み特選きなことココアをまぶしました。
原材料:大手芒 砂糖 道明寺 国産栗 ココア 特選きなこ ブランデー

甘藷百珍~いもひゃくちん~
「芋名月」がありますが、この芋は主に里芋さんのこと。里芋さんも栗さんと同じく縄文時代からさつま芋さんの登場は、なんとゆっくり江戸時代。江戸でさつま芋は十三里という名で大ブーム!「栗(九里)より(四里)うまい十三里」がキャッチフレーズに!
『甘藷百珍』という123種類のサツマイモ料理を紹介している料理本が1789年に出版されています。
124品目に、是非に是非にまめいち人気のさつま芋羊羹をここに立候補させていただきます!!
原材料:さつま芋 さつま芋甘露煮 醬油 酒 あごだし 昆布だし 黒胡麻 水あめ 寒天
お供え花のイメージの強い菊ですが、とっても素敵な習わしがあるのをご存知でしたか?
9月9日は、1/1・3/3・5/5・7/7・9/9⇒五節句のひとつ『重陽の節句』。中国では奇数を陽の数、縁起が良いとされていますが、陽の数字も重なると陽が強くなり不吉となると考えられ、邪気を祓う風習が根付きました。今月の9が重なるこの日は、最も大きな陽数なので、しっかりと行事を取り入れて、不吉からの大逆転!幸運ラッキーハッピーをゲットしちゃいましょう!
『重陽の節句』の主役は、『菊』。別名『菊の節句』とも言い、菊の花を浮かべた酒で祝ったり、菊の花に綿をのせ夜露をすわせて菊の花の香りの移ったその綿で顔や体を拭って邪気を祓い健康長寿を願う風習がありました。
平安時代の初期に中国から日本に伝わってきた習わしで、古くは、685年 第40代天武天皇が重陽の宴を催した記録が残っています。「和菓子の日」でお馴染みの第54代仁明天皇の時代に重陽の宴は儀式として定着したと言われています。仁明天皇は菊を大変好みました、それも、黄色い菊が大好きで、宮中のあちこちにも植え、衣装も黄色にしちゃっていたのだそうです。仁明天皇が好んだ菊の花をイメージした少しくすんだ黄色のことを「承和色(そがいろ)」といいますが、これも仁明天皇在位年号の「承和」からきており、この時代、仁明天皇イエローブームが起きていたことは想像ができます。
なぜ仁明天皇はそんなにも「菊」が好きだったのだろう?
漢学、書、文学と教養深い知識人でしたので、中国で霊薬と言われる「菊」の魅力にとりつかれたひとりだったのではなかろうか!
中国の【菊水伝説】も仁明天皇きっと知っておられたはず!どういうお話かと言いますと。
菊水伝説「菊慈童(きくじどう)」古代中国の説話。
王の神聖な枕を誤ってまたいでしまった少年、慈童。死罪に値する大きな罪。悪気はなかった慈童に王は哀れに思い、死を免れさせる代わりに人里離れた山奥に流しました。そして、枕に書かれていた仏の教えを毎日欠かさず唱えなさいと伝えました。山中ひとり慈童は王様の言う通りにしました。そして、仏の教えを菊の葉に書き写し続けました。すると不思議なことに、その神聖な文字の書かれた菊の葉から滴り落ちる夜露が、なんと谷川の水を不老不死の薬に変えたのです。その水を飲み続けた慈童は700年も若々しい少年の姿のままでしたというお話。
仁明天皇は体調管理に大変気をつけておられたそうですから、菊はお薬としての役割もあったのかな?
菊の花はなんてたって漢方薬☆彡解毒作用、抗酸化作用、鎮静作用、眼精疲労、頭痛、めまい、ドライアイ、イライラ解消、血行促進、抗うつ作用、リラックス効果、疲労回復!!!
なんだかすごいね!菊の花!これは、食べないって言うのは、もってのほかだヽ(^o^)丿
いつも和菓子まめいちをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
普段は10~17時の営業で木曜定休ですが、いつもと違う営業日がございます。ご確認いただければと思います。
9月29日(月) 11時開店 社内研修のため
ご来店予定のお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2025-08-30 |
ひと月の和菓子,
日々つれづれ

あなたの仙台七夕まつりには、どんな思い出がありますか?

暁の空
~伊達政宗公七夕の和歌より~
『七夕の 一夜の契り 浅からず とりかねしらす 暁の空』
戦国武将のイメージの強い政宗公ですが、古典文学や和歌、漢詩にも精通した一流の文化人でした。政宗公の七夕にまつわる和歌が8首残っており、こちらはその中の1首です。「相思相愛の織姫と彦星、一年に一度の夜。二人きりの世界を大切に過ごし、夜明けを告げる鳥の声も鐘の音にも気がつかないで、夜が明けてゆくのだろうよ」
というロマンティックな和歌。深い藍色の夜空の水平線に、明けゆく空をイメージしてみました。
日本酒と山形の佐藤屋さんの乃し梅の錦玉羹です。※アルコール分を含みます
原材料:日本酒 砂糖 乃し梅シロップ 寒天 水飴 /金箔銀箔

風のスピリット
二十四節気七十二候、立秋・初候 涼風至(すずかぜいたる)より
「涼しい風が立ち始めるころ」日中はまだまだ暑いですが、日が沈むころには、どこか爽やかな風がほほをなでる。その風が少し強めの時には、魂さえ持っていかれる気持ちになる。夏の終わりを知らせる風に、ほんの少しだけセンチメンタルになるのが、ほんの少しだけ心地よかったりもする。ほんの少しだけ涙がほほを伝って、次の季節へすすむのだ。
爽やかな風を優しいミントの餡でイメージしたこなしの和菓子です。
原材料:大手芒 砂糖 ミント ほうれん草パウダー 米粉 羽二重粉 バタフライピー 片栗粉

仙台名物 ずんだ餅
ずんだ餅とは、
枝豆を茹でてすりつぶし砂糖や塩で味付けした枝豆の甘い餡をお餅に絡めた、宮城県の郷土料理です。
まめいちでは、丁寧にこしらえたずんだ餡を道明寺のお餅で包み氷餅をまぶした、すっきりとしたフォルム。
言わばNEWずんだ餅。枝豆の豊かな香りとお餅のもちもちのハーモニーをお楽しみください
原材料:枝豆 大手芒 砂糖 道明寺 氷餅 藻塩

まめいちの水羊羹 ささやかな幸せ
まめいちの水羊羹は和三盆のやわらかな甘味。塩竈の藻塩で少し味を引き締め、寒天に本葛を加える事で、とろりとした味わいに仕上げております。
七夕の、天に願いが叶います様にと笹の葉を巻きました。笹の葉の移り香もお楽しみください。笹の花言葉「ささやかな幸せ」を感じていただければ幸いです
原材料:小豆 和三盆 吉野本葛 寒天 藻塩
~江戸風七夕を取り入れた仙台? ~
仙台七夕まつりが始まったのは、いつごろなのかなぁ?
伊達政宗公の時代から始まっていたのかなぁ?
仙台藩祖伊達政宗公は古くからの伝統行事を熟知していたので、「乞巧奠(きっこうてん)」中国から伝わる七夕行事のようなことを行っていたと推測されているそうです。政宗公の七夕の和歌も8首ほど残っています。
歴代藩主も、7月7日の夜は宴席を設けていたと確認されていて、伊達家13代当主・伊達慶邦公の「やくたい草」という書物に「7月6日の夕方から七夕の歌を五色の短冊に書き、様々な飾りを笹竹に結び、織姫と彦星を祀る。仙台ではその飾りのついた笹竹を、7日の朝に広瀬川に流すのが習わし」と書かれています。
全国的に昔は七夕まつりが行われていました。時代の流れ、治維新の変革とともに衰退していったそうですが、仙台では、その伝統が守り継がれてきました。
今のような「仙台七夕まつり」となったのは、昭和2年、不景気を吹き飛ばそうと商家の有志達が、盛り上げて、今日に至るのだそうです!あっぱれ仙台商人魂(*´▽`*)!!。。。むむむ。今の仙台七夕まつりも江戸風ということなのかな?
江戸時代の七夕まつりってどんな感じだったの?江戸風七夕とは?AIさんに聞いてみました♡
- 五節句:七夕は、桃の節句や端午の節句などと同じく、幕府が定めた五節句の一つでした。
- 庶民への広まり:武家社会だけでなく、一般庶民の間にも七夕の行事が広まり、全国的に行われるようになりました。
- 短冊の飾り:梶の葉の代わりに、五色の短冊に願い事を書いて笹竹に飾るようになりました。
- 書道の上達祈願:手習いが普及した時代背景から、書道の上達を願う風習が特に盛んでした。
- 七夕飾り:紙の網や鬼灯、樽や盃、人形などの張り子も飾られるようになりました。
- 七夕の食べ物:そうめんを食べる習慣や、瓜や西瓜を供える風習がありました。
- 地域ごとの風習:地域によっては、お盆の行事と混ざり合って、キュウリやナスをお供えする風習も見られました。
- 笹飾りの市:江戸の町では、七夕前になると笹竹を売る声が響き、市が立つほど賑わいました。
- 七夕の飾り:願の糸に代わる切り紙細工や、瓢箪、そろばん、大福帳などの張り子も飾られました。
- 七夕とそうめん:江戸時代には七夕にそうめんを食べる風習があり商家がそうめんを贈る様子が俳句や川柳に残されています。
江戸時代の七夕は、単なる星祭りではなく、書道の上達や様々な願い事を祈る行事として、人々の生活に深く根付いていました。
なるほど!!(^^)! AIさん、ありがとうございました♪江戸風七夕を取り入れた仙台?むむむ。。。?(まめいちのむむむ。。。とは、わかったようなわからないようなの時に用いられる)
今、仙台市博物館の常設展の中で、七夕に関する展示もあると小耳に挟んだので、ちょっと行ってみようかな♪
2025-08-06 |
イベント,
日々つれづれ
いつも和菓子まめいちをご愛顧いただきありがとうございます。
喫茶のご利用時間につきましてのお知らせです。
お客様にゆっくりパフェやお菓子を楽しんでいただきたいという思いから、
現在、16時半ラストオーダー、17時閉店のところを、30分ラストオーダーを早めて、
2025年9月より、16時ラストオーダー、17時閉店に変更させていただきます。
ご不便ご面倒をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025-08-01 |
イベント,
日々つれづれ
いつも和菓子まめいちをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
普段は10~17時の営業で木曜定休ですが、いつもと違う営業日がございます。ご確認いただければと思います。
8月7日(木) 七夕期間につき通常営業
8月8日(金) 振替休業
8月25日(月) 10:00~15:00(ラストオーダーは14:00) 社内研修のため
8月26日(火)から28日(木) 夏季休業
ご来店予定のお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2025-07-27 |
イベント,
日々つれづれ
なんと!!!
まめいちオーナー幾世橋陽子が、あなただけの特別な「Only和菓子」を作ります。
あなたの好きな色や味、心に残る風景や大切な方への感謝の気持ちなど、幾世橋があなたから直接お話を伺い、イメージを膨らませて、あなただけのために特別な和菓子をお作りしてお届けします。
幾世橋には、愛する仙台を元気にするため、物語のある和菓子がたくさん並ぶ、和菓子の美術館のような空間を作りたい!という夢があります。この輝く未来へ向けての第一歩として、この度、クラウドファンディングに挑戦することになりました✨
手のひらにちょこんと乗る和菓子には、幾世橋に降り注いでくる不思議なエネルギーとパワーがぎゅっと詰まっています。まめいちのお菓子で、あなたの毎日を明るわくわくするものにできれば!と日々思っております。
皆様から沢山の応援をいただけると嬉しいです!どうぞ宜しくお願いいたします。
クラウドファンディングの詳細はこちら💁🏻
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