あけましておめでとうございます。
本年も和菓子まめいちをどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年新春和菓子
子年 スタートいたしました!火の子どもという意味で子年新年菓子 は『火の子』希望の火からの始まりです。
今年はオリンピックが日本で開催されることから、子年前半のテーマは「火」と感じています。オリンピックは3月にギリシャ古代オリンピア市で行われる聖火採火式からはじまります。 聖火の火これは「希望」です。人と人とが繋げる絆の火。
ひとりひとりが何か希望となる目標を持ち、2020年の後半へ向けて突き進む事が大事なのだと思いました。何でもいい、目標を持ったら行動に移すことが大切なのだと聞きます。新春和菓子を食べ終える頃には勇気の一歩を踏み出せますように。
富士山水
水は命の源です。皆様に沢山の福がおとずれますように願いを込めて、富士山の銘水に金とお餅をゆっくりゆっくり混ぜ込んで錦玉寒天に仕上げました。『火』が燃えすぎないように、所々で『水』を補給しながら 2020年前半を笑顔いっぱい元気いっぱい進みます!
原材料:富士山の水 大手芒 砂糖 梅干し 道明寺 寒天 金箔
新春子年菓子
火の子 希望の火
2020年前半、和菓子まめいちはテーマ『火』。子年、火の神様に感謝の気持ちでスタートする菓子として、そして火のこどもの意味として2020年の目標を定め、自分のおしりに火をつける。目標に向けてなんでもいいので小さな火をつける 勇気の一歩の和菓子です。
オリンピック発祥の地ギリシャのお菓子パステリの材料の白ごまと蜂蜜入り合わせ餡。
原材料:大手芒 北海道小豆 砂糖 白ごま 蜂蜜 薄力粉 上用粉 金箔
花びら餅
平安時代『源氏物語』に「歯固めの祝ひして餅鏡をさへとりよせて」とあるように宮中では古くから歯固めの儀式として固いものを食べ長寿を願う風習がありました。
花びら餅は歯固めの儀式が伝承されていく過程で生まれたと考えております。牛蒡は正月の魚の押鮎に、白みそ餡は白みそのお雑煮を見立てて作られます 。
原材料:大手芒 砂糖 白玉粉 上用粉 ごぼう石野の白みそ 黒糖