まめいちが50gの立体造形で表現したい事は…?
「心」 雲の上はいつも晴れ
昔の私の心は、本当に些細な事に傷つき落込みそれはそれは大変なものでした。和菓子を表現するという事で、偉人の言葉を学んだり、本を読んだり、実際にお会いして話を聞いたりいろいろ経験していく中で、少しずつ少しずつ、心が成長してきたという思いがあります。
和菓子が私に、「雲の上はいつも晴れなんだよ♪」と教えてくれたというイメージなのです。私が明るい気持ちになれて良かったよと思ったことを、和菓子を通して表現しています。
パイナップルの蒸留水と甘酒の錦玉羹です。
原材料:パイナップルの蒸留水 砂糖 甘酒 寒天 /金箔銀箔
「伝統」 葛焼き 面白庵好み
まめいちの和菓子は、創作和菓子ですが、伝統的な和菓子もしっかりと作れるようになりたいと、学びは続いています。日本伝統の菓子も若い方々に伝えていきたいです。裏千家茶道 面白庵の小谷先生からのご注文で作らせていただいた、小谷先生好み、茶席菓子の葛焼きです。
とろっとしてふわふわで幸せな気持ちになる菓子です。葛の中にこし餡を加えて蒸してから、表面を軽く焼いています。もし余裕があるようでしたら、テフロン加工のフライパンでリベイクしても美味しいです。お試しください♪
原材料:小豆 砂糖 吉野本葛 上新粉
「健康」 蘇り餅
紫蘇の名前は、中国でカニを食べた事で、痛み苦しんだ少年が、シソの葉を煎じて飲んだら蘇った。「紫の蘇る草」という意味で、「紫蘇」と名付けられたという伝説に由来します。赤紫蘇は、全身の疲労回復や、眼精疲労の軽減に効果があります。夏の疲れた身体を癒してくれます。
たっぷり赤紫蘇を練り込んだ求肥のお餅入りのこし餡の羊羹です。
私が知って良かった♪という食材をお伝えして食生活の中に取り入れていただけたらうれしいなぁという思いから表現しています。
原材料:小豆 砂糖 赤紫蘇 白玉粉 ディル 水あめ 寒天
「日本の暦」 神呼びの鈴
二十四節気七十二候 桐始結花(きりはじめてはなむすぶ)より
淡い紫色の桐の花が実を結ぶ頃、桐の実の付いた枝を振るとシャラシャラと音がします。巫女さんが舞に使う神楽鈴も、桐の実が由来なのだそうです。神様への感謝の舞に使う道具が、自然の中で作られるというのが神秘に満ちていて、あぁ、やっぱり人は、生きているのではなく、生かされているのだなぁと感じるのです。
知ることができて良かったなと思う日本人の心と移り行く季節の美しさを表現して行きたいです。
原材料:大手芒 砂糖 小豆 小豆の甘納豆 米粉 羽二重粉 生姜 片栗粉 /金箔
一緒に和菓子で世界目指しませんか!
まめいちは、2010年アパートの一室で製造の許可を取り「和のお菓子工房まめいち」お菓子を作って売り歩くスタイルからスタートしました。お客様のおいしい笑顔に会いたくて心こめこめお菓子を作って参りました。作って売り歩くスタイルが安定してきたとき、このままこの幸せが続けば良いなとぬるま湯に浸かっていました。すると、アパートの大家さんから突然!「ここね、住居専用になるから、出て行ってもらえないかしら〜」ギョギョ!
そうなんです。ぬるま湯に浸かろうとすると、いつもこうなんです。神様が、「お前はぬるま湯に浸かっている暇などない!次へ進め」と荒療治があるのです。
そこで、腹を決めて、2015年に本町に実店舗を構え、父と母とスタッフの4人で、父に焼菓子を焼いてもらい、母とスタッフにお菓子を売ってもらい、イートインスペースを設けて、お抹茶が一服できるようにして、毎日があっという間の楽しい日々がスタートしました。本町でのお客様との楽しいひととき。和菓子と絵本とギターのイベントをしたり。。。また、私はこのままこの幸せが続けば良いなあと思いはじめていました。。。
あ!こう思い始めるとまた神様からの荒療治が来る!次へ進まねば!と、お客様がゆっくり寛げる喫茶ができる空間。パフェが楽しめる空間を作ろう!と動きだし、現在の店舗、定禅寺店がスタートしました。
まめいちを本町時代から応援してくださるお客様、新しいお客様との出会い。そして、スタッフがしっかりとしているため、お店が安定して「和菓子まめいち」というお店が個人経営からまめいちというチームとして、動きだしました。お客様にも恵まれスタッフにも恵まれ、和菓子を楽しく作る毎日。このまま幸せが続けば~♪
あ…あ…あ…また、ぬるま湯につかろうとしている。。。
それと同時にやってきたのが、有難い大きなお仕事、頼まれごとの数々。ところが、私の頭の中はごちゃごちゃで、私自身がボトルネックとなっていて、前へ進めない状態。スタッフの良さを引き出せない状態。私の頭の中はすごいごちゃごちゃの山。エベレスト級のごちゃごちゃが積まれたごちゃごちゃでいっぱいの気の遠くなるごちゃごちゃ山。こんなにごちゃごちゃでは大変だと気が付いたスタッフが、私が本当にやりたいこと、ビジョンを明確にするという取り組みを1年かけて根気強く整理してくれました。そのスタッフが導き出した私の答えは「仙台を元気にしたい」「頼まれた有難いお仕事にお応えできる組織にしたい」 というのが根底にあることがわかり、前進することになりました。
そこで、この度、定禅寺通りのお店から徒歩3分のところに、お菓子を作る工房を作ることとなりました。まめいちで一緒に、楽しく、前向きに、チーム一丸となって、お菓子を作ってくださる方を大募集しています!そして、私の更なる夢である「美術館みたいな和菓子屋さんを開く」&「和菓子で世界をめざす!」一緒に目指してみませんか!!
我こそは!と思う方は和菓子まめいち→022-302-4720までご連絡お待ちしております!