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2025-01-06

ひと月の和菓子【2025 新春特別】

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新年あけましておめでとうございます

美味しい笑顔に会いたくてをモットーに

さらに勢い良く邁進してまいります

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

 

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吉祥の大蛇

蛇は脱皮を繰り返し成長するところから「再生や復活」のシンボルとされています。

2025の乙巳年は重ねてきた努力が実を結ぶとされています。希望の年です。とは言いますが、なんとなくなのですが、2025という年は

自分の夢を本気で口にした者にのみ巻きついてくるというように思ってならないのです。

蜷局を巻いて白蛇は「あなたの本気」を待っているイメージでお作りしました。

松の実とクコの実入りのこし餡のこなし製です。

 

原材料:大手芒 小豆 砂糖 米粉 羽二重粉 オブラートパウダー /銀箔

 

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初東雲(はつしののめ)

元日の夜明け方の空のことを「初東雲」といいます。めでたく太陽が昇ってくる空をイメージしてみました。

東雲色をミガキイチゴの羊羹で、空をおかゆと柚子のお酒の錦玉羹で2層仕上げにいたしました。

さあ!わくわくの一年のスタートです!

 

原材料:ミガキイチゴ 砂糖 米 柚子酒 バルサミコ酢 寒天 水飴 /金箔

 

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花びら餅

伝統的な行事菓子
じっくり丁寧に柔らかく蜜漬けごぼうと白みそ餡を羽二重餅で巻きました。

原材料:大手芒 砂糖 ごぼう 白玉粉 上新粉 片栗粉 黒糖 石野の白みそ

花びら餅Story

菱葩餅(ひしはなびらもち)通称花びら餅、ごぼうと白みそ餡をお餅で包んだ和菓子。
平安時代、宮中のお正月行事である「歯固めの儀」が起源といわれています
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていたそうです。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜で使うことを許可され、新年の菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになりました。
当初はごぼうが2本だったそうです。

「歯固めの儀」とは、お正月の元旦から3日まで、天皇に対して大根、瓜、押し鮎、焼鳥、猪宍、鹿宍などを献上し、長寿を祈る儀式です。天皇は実際に食べることはなく、箸をつけて食べたとみなすのだそうです。
天皇が食べなかったお料理を、菱形のお餅菱花びらにのせて包んで女中さんたちに分け与えていた。。。

元祖は川端道喜の「御菱葩」

裏千家11世玄々斎が宮中に呼ばれ献茶し、正月恩賜の葩餅を御所から持ち帰りました。明治3年東京遷都の後に宮中献茶を記念して、玄々斎から京都の老舗和菓子店「川端道喜」12代目に初釜用の主菓子として『御菱葩』の創作を依頼したとあります。
白みそ餡が、餡というよりソースのようにトロトロなので、黒文字を入れると大変な事になるそう。以前はごぼうが外にはみ出ていましたが、現在はお着物を汚さないようにとの配慮で餅の中におさめられているそうです。

 

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