今月のテーマ「徒然草」
京都 有斐斎・弘道館では、毎年、京菓子展が開催されています。 2021年のテーマは「手のひらの自然-徒然草」。 まめいち幾世橋陽子は「菓銘 雲上の快(うんじょうのかい)」で榎本信之賞をいただくことができました。
これもみないつも支えてくださる皆様のおかげです。
心より感謝申し上げます。
京菓子展詳しくは→https://kyogashi.jp/
こころもち
兼好法師が是法法師を絶賛した訳として、現世を大切に生きるのだ。という考えの共通点があったように思います。 来世に期待し念仏するのではなく、諸行無常だからこそ今を大切に生きる。ただ今の一念 心持ちを柔らかにこの今を自分を生きる。 輝いて。
原材料:大手芒 砂糖 道明寺 ササ ニシキ米粉 羽二重粉/銀箔
まくろ makuro
是法法師の世の中の見方 物事をマクロにとらえて 生きて浄土を模索する。 現状を俯瞰して自分という人を高いところからもうひとりの自分が見ている感覚。 現世を安らかに過ごしている。
兼好法師はというと、人の心にミクロに分け入り分析し生きて浄土を模索する。是法法師はマクロな方ですので マックロな和菓子にしてみました。
原材料:大手芒 砂糖 黒胡麻 あんぽ柿
健康招福・子孫繁栄の縁起物
亥の子餅
『亥の子の祝い』 亥の月の亥の日の亥の刻(今年は 11 月 11 日 21 時から 23 時ごろです)に、亥の子餅を食べ無病息災を願います。 明るく元気にこの冬も乗り越えましょう!
原材料:小豆 砂糖 栗 白玉粉 黒胡麻 かたくり粉
栗は必勝祈願の縁起菓子!
栗しぼり
戦国武将 武田信玄は、必勝祈願 に栗を食べていました。 栗は保存性にも優れ漢方でも免疫 力を高める薬効があります。 縄文時代から人々を支えてきた栗は 自然からの大きな恵みです!
原材料:熊本県産栗 砂糖 米飴