今月のテーマ『桃太郎』
新しい生活やはじめての経験だったりと、春という陽気に誘われて草花がグングンと空に向かって成長するように、人もまたグングンと頑張るものです。 5 月という季節は頑張った自分を愛し癒す。そうすることで心のバランスをとることも大切かなと思ったりします。
この季節地球上には、沢山の色があふれます。自然が創り出す色の世界は、人に様々な作用をもたらします。その中で、 『自分を愛し癒す』という色は、 Pink ピンク!Pink ピンクと言えば、これから旬をむかえる桃、桃と言えば、そうそうこの方!
もーもたろさん♪ももたろさん♪おこしにつけたきびだんご♪ひとつわたしにくださいな♪
※お馴染みの『桃太郎』 どんなお話だったかは、このページの最後をご覧ください。
至福の果実
桃太郎伝説発祥の地・岡山の美味しい瑞々しい白桃を錦玉羹に仕上げました。至福のひとときを♪
原材料:岡山の白桃 グラニュー糖 バラ パッションフルーツ クランベリー レモン 寒天 水飴
桃太郎
日本一のきびだんご!ひとつ食べれば十人力!きびだんごをこし餡で包みこなしの生地で包みました。
原材料:大手芒 砂糖 北海道小豆 もちきび ササニシキ 米粉 羽二重粉 藻塩
本わらび餅
本わらび粉100%の極上の弾力とやわらかさと、こしあんとのハーモニーをお楽しみください。
原材料:北海道小豆 砂糖 本わらび粉 特選きなこ
柏餅
端午の節句祝菓子。柏の葉は、新しい葉が生えてこないと古い葉は落ちないことから子孫繫栄の菓子として喜ばれております。
原材料:【こしあん】 北海道小豆 砂糖 上新粉 もち米 白玉粉 国産 柏の葉【みそあん】京都石野の白みそ 大手芒 砂糖 上新粉 もち米 白玉粉 国産 柏の葉
桃太郎のおさらい
あるところにおじいさんとおばあさんが仲良く暮らしておりまし た。おじいさんは山へ柴刈りにおばあさんは川へ洗濯をしに出かけ ました。おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこ~どんぶらこ大きな桃が流れてきまし た。
「こりゃぁおじいさんに食べさせたい喜ぶじゃろ~♡」
家に持って帰り、割って食べようとした時、桃がメリメリっと割れパッカーン☆元気な男の子が出てきました。二人は桃から産まれてきたので、桃太郎と名付け大切に育てました。
大きくなった桃太郎が、ある日おじいさんおばあさんに
「この頃、鬼ヶ島の鬼どもが、あっちこっちの村を襲っているそうです。鬼退治に行かせてください 」
心配ではあったが、息子を信じ、旅の支度をしてあげました。
「桃太郎や、これを持っておいき、ひとつ食べれば十人力!日本一のきびだんごじゃ!」
桃太郎が村のはずれまで来ると、
「桃太郎さん桃太郎さんどこへ行きなさる?」
と犬が一匹走ってきました。
「鬼ヶ島へ鬼を退治に行くところじゃ!」
と 桃太郎が言うと
「お腰に下げているのは何でござります?」
「日本一のきびだんご!ひとつ食べれば十人力じゃ! 」
犬は「お供します!ひとつください!」
そのあと犬と同じように 、きじ、猿 と出会い、きびだんごを分けて、仲間に加わってもらい、仲間を増やして、目的の鬼ヶ島へむかいます。どんぶり、どんぶり、どんぶりと大きな波を乗り越えて、鬼ヶ島へ到着しました。
鬼の居場所を、きじが空の上から調査し、大きな門の鍵を猿がするするとよじ登り門を開け、
「おいらは日本一の桃太郎!悪い鬼ども覚悟しろ」
犬は真っ先に鬼どもにかぶりつき、きじはつっつき、猿はひっかき、桃太郎はばったばったと鬼を投げ飛ばす!きびだんごを食べた桃太郎は百人力!犬ときじと猿は十人力!
鬼は参りましたと
「もう悪い事はしないので許してください。´;ω; ウゥゥ盗んだ宝物全部返しますから ´;ω; ウゥゥ」
桃太郎はあちこちの村へ寄って宝物を返して歩きました。
「じさまばさま ただいま帰りました!」
「流石!日本一の桃太郎じゃ!よく帰ったな!」
とたいへん喜びました。
それから、桃太郎は、おじいさんとおばあさんと、犬ときじと猿とみんなでたのしく暮らしたんだと。
おしまい。
桃太郎伝説は、今を生きる私たちに沢山の事を教えてくれます。おじいさんおばあさんは、毎日こつこつ働いていたことで、大きな桃というチャンスをつかみます。桃太郎はおじいさんとおばあさんを説得し大きな旅に出かけます。
犬、きじ、猿に、旅 の 目的を伝えて賛同してもらい一緒に旅をします。きびだんごを分けて道中を楽しみ絆を深めます。犬、きじ、猿の才能を見出し、その才能を十分に発揮してもらいます。
桃太郎は自分の才能は力持ちと 勇気だと理解し磨き上げ、唯一無二の存在になる努力を重ね鬼退治という偉業を成し遂げました。
一人一人、必ず何かしらの『才能』を持って、この世に産まれてきます。その才能は自分で見つけなければならなく、見つけたら磨かねばなりません。替えの効かない唯一無二の存在になるために 磨き上げます 。
そして、「愛」という瞳で世の中を見ます。
旅をするのは、到着するためではなく、旅が楽しいからするの だと理解することで、幸せになることが目的ではない一日一日今一瞬がありがたいのだと感じることができ 自分をも愛することができ るの です。
by .ヨハン・ヴォルフガング・ フォン・ゲーテ